CA MOBILE TECH BLOG

株式会社シーエー・モバイルのエンジニア・デザイナーの活動を綴るブログです

株式会社シーエー・モバイルの技術広報による、
技術に特化したブログです。
エンジニアとデザイナーの活動や思想を綴ってゆきます。

技術者のチームビルディングー「ゆるふわ褒め会」発起人座談会

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シーエー・モバイルの技術者が始めたチームビルド施策【ゆるふわ褒め会】。

褒め会って何?なぜ始めて、どんな効果があったの?

発起人の3名の技術者に突撃インタビューしました!


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▲左から:滝(デザイナー)、白木、福士(エンジニア)


ー 褒め会とは、一体どんな会でしょうか?

白木: 名前の通り、褒める会です。お互いの仕事や行動を褒め称え合う場です。

例えば、社歴が7〜8年になる人が、過去に一度も遅刻したことがないとか、言われなければ気づかないような目立たないことだけど、なかなかみんなができる事じゃないですよね。

そういう事も含めて、小粒だけどすごい事を拾い上げて、いいね、偉いねって褒め合うんです。


ー どうして褒め会を始めることになったのですか?

白木: シーエー・モバイルは、半期に一度、査定面談があります。その半年間にどんなことをして、どう成長したのかを上司にプレゼンするため、その面談までにアピール内容をまとめた書類を用意します。

ところが同じチームのとあるエンジニアが、自分の良さがわからないからアピールすることがない、書類に書くことがない、と嘆いていたんです。

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それで、自分で良い部分を見つけられなくて自信がないなら、周りのみんなでいいところを見つけて、褒める会をしたらいいんじゃないか、というアイディアをチームメンバーで話していたんです。

アイディアの大元はそこでしたが、これは他の人にもニーズがあるのではと考えました。

その後、同じ事業部内の技術者向けの活性化委員会を作り、その「褒め会」をチームビルドのために実践してみることにしました。


福士: エンジニアやデザイナーって、自己顕示欲が強い人が多いですが、大人になると褒められる機会はそうそうない。小さなことでもいいので、褒められたら張り合いが出ていいよね、という発想で。

技術面じゃなくて、その人のいいところを褒めよう、という趣旨です。


ー 褒め会は、どのような形で進行するのですか?

白木: 毎回、グループ内のお菓子コンシェルジュが選んだおやつと飲み物を片手に、ゆるゆる〜っと進めるグループワークです。

4人1組のグループを毎回シャッフルで構成し、そのグループ内で業務上の小さな進歩や、ちょっとだけ自慢したいこと等を共有します。

グループの中で1番、良かったものをピックし、それぞれのグループ代表が社内SNSにアップします。最後に、アップされたものの中で良いと思うものに全員で投票を行い、1番を選出する、という具合です。


福士: 1番になっても、大げさな商品や賞金はありません。せいぜい、コーヒー1杯くらいです。

なぜかと言うと、この会の成り立ちが、競い合いではなく、目立たないけど良いところを発見したり、アピール下手な人を照らすことを重視しているからです。

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会社全体の半期アワードでは、高額賞金狙いのギラギラしたアピール合戦が展開されますが、そういうのに疲れている人も少なくありません。

褒めつつ褒められつつ、お互いに『こういうことをやっている』というのを知りあうための会なので、演出もどこまでもゆるめにしたいのです。


ー 実際に褒め会を始めて、何か発見はありましたか?

滝: 私自身の体験ですが、他の人が何をやってるか、実は知ってるようで知らなかったことに気づきました。

それから、ちょっとした事を自慢できる敷居の低さが心地良く感じました。(同じ職種同士だと、つい見る目が厳しくなりますが)異職種の人からは、意外と些細な事でもほめていただけるので嬉しくなりますね。小さな成功体験ができる感じがいいなと思いました。

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社内には半期アワードのほか、マンスリーアワードなど、表彰されるチャンスはいくつかありますが、全社視点になると、小粒なアピールではインパクトを生むことができないため、心理的ハードルが高く感じてしまいます。

技術者全員のイベントにもアワードがあるのですが、こちらも賞金を巡っての競争が激化していて、みんなのアピール資料のボリュームもデザインの凝り方もどんどんインフレしていて。そこで埋もれないように資料を作るには、なかなかの覚悟と気合が必要で……。

その点、褒め会の気軽さはいいなあと。


福士: 褒められたいよね(笑)


滝: 褒められたいですよね(笑)それがやる気になって、また頑張ろうって思います。


福士: 滝さんと同様、エンジニアの場合も、できて当たり前・(システムが)動いて当たり前、って空気があるんですよね。なので、承認欲求は強いのに褒めにくいところがあると思うんですよ。

でも、異業種の人からはほめられて嬉しいですね。資料も作りこまなくてもいいですし。


ー 一方で、反省点はありますか

白木: 運営・進行的な内容になるのですが、時間をつめつめにしてしまったので、時間がちょっと足りなかったですね。

ゆるふわがテーマなので、時間ももう少しゆとりを持たせた方がよかったなと思いました。タイムキーパーもつけるべきでした。

私が1人で司会とタイムキーパー兼任したのですが、結構無理がありました。

それと、全体的にグループ数が多かったので、次はちょっと減らそうかなと思っています。

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ー ほめ会はどんな組織や状況に効果がありそうですか?

白木: 実際にやってみて、人間関係の見えないところが見えやすくなるというメリットがありましたので、ある程度、人数が増えてきた組織で実施すると効果的かもしれません。

大掛かりな準備がいらないですし、気軽に始められるので、次の課題探しだったり、メンバーがどんなことでモチベーションが上がるのかをリサーチする場としても有効だと思いました。


ー 今後の展開や、やりたいことを教えてください。

白木: チームには、時短勤務のママもいるので、褒め会とは別に、お弁当食べながらのランチ会をしたいですね。これから話し合うべき議題を考える会にしたりしてもいいかもしれません。

褒め会に関しては、ほかの事業部でも同じような課題や部署固有の課題を抱えていたりすると思うので、みんながどう対処しているのか、いろいろ話を聞いてみたいですね。

あと、もう少し重めのテーマも扱ってほしいという声もあるのですが、あくまで負担をかけない「ゆるふわ」がテーマなので、今後もゆるふわな雰囲気で、議論が続けていけるようにできたらいいなと思ってます。

現状は2ヶ月に1回の実施ですが、軌道に乗ってきたら、毎月実施できるようにしたいと思っています。

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▲ 和気藹々と会の話をする3人の雰囲気が、まさにゆるふわ。


大人だって、褒められたい。張り詰めた現場から、たまには心のエスケープをしたい・・・技術者のインサイトを見事に引き出せたことが、施策を成功に導いたようです。

特段の準備なく、ライトに始められるチームビルド施策ですから、来週ちょっとやるか、位のゆるさで始めてみてはいかがでしょうか!

( 取材 / 記事:技術・クリエイティブ広報 桑田 )