CA MOBILE TECH BLOG

株式会社シーエー・モバイルのエンジニア・デザイナーの活動を綴るブログです

株式会社シーエー・モバイルの技術広報による、
技術に特化したブログです。
エンジニアとデザイナーの活動や思想を綴ってゆきます。

経験ゼロエンジニアのインターン体験記

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▲ 写真左:喜屋武さん 右:宮口さん

Q CAMを知ったきっかけは?


宮口:  僕、高校生の時にあるブログにすごく感化されて、それをみて社長になりたい!会社を作りたい!という気持ちが高ぶってたんですね。

そのブログのお勧め通り、都心に近い大学の商学部に進み、株価予測を学びながら、マーケティング研究会に所属し、、、とガッチガチのビジ系学生でした。

なので当然、ビジ職での就活をしてましたし、他者でじゃ営業のインターンしてました。でも、もともと物を作ることが好きだったので、うっすらエンジニアという仕事にも興味があって。

なにか足がかりがあればと思って、当時、「TECH PLAY」という技術系イベントスペースの受付でバイトしていました。

そこにある日、匠さん(当社取締役)とfkeiさん(当社CTO)が来まして。就活中だと伝えると、(インターンに)来てみなよ!って言われて。それがきっかけです。

でも、エンジニアとしてのベースは、ほぼゼロで、趣味で描いていたロゴを載せるポートフォリオサイトをHTMLとCSSで作ったくらいです。



Q インターンを始めてからの動きを教えてください。


宮口:  最初の1週間はインフラを学びました。データセンターにも連れて行ってもらい、ラックの積みおろしや、ケーブルの切り替えなども体験しました。

一通り教えていただいた後、これからどういうことをしたい?と聞かれまして。でもまだ良くわからなかったので「うーん」と曖昧な反応をしたら、アーティストサイトを運営する部署に入れてもらい、フロントエンドとサーバサイドを2週間ずつ学ばせてもらいました。

本当に、ほぼ未経験状態だったので、即何かができるわけでなく、そこで最初にしたのは「ドットインストール(https://dotinstall.com/)※ 学習サイト」でひたすら学ぶことでした。

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一通りインフラ、フロントエンド、サーバサイドについて学習してみて、最終的にサーバサイドに興味が湧いたので、次のヒアリングの時にその旨をお伝えしたところ、そのアーティストサイトのサーバサイドエンジニアNさんの元でOJTを受けられることになりました。

そこでは、パートナー企業の担当者が見る実際の管理画面の改修であったり、テスト環境のページの切り替え対応などを体験しました。

タスクを振ってもらって、わからないところがあってもまず自分で考えて、こうしたらいいだろうと思う通りにコードを書いて、分からなくなったり詰まったら質問する、というやりとりを繰り返しました。

これはすごく勉強になりましたし、こんなに丁寧に教えてもらいながら、その上お給料まで貰っちゃって、、、(笑)すごく身になったなあと。

あと、サンプルじゃなくて本物のコードが読めたことが、本当に良かった。現場で実際にやる時に、どう探せばいいかとか、どう考えればいいかとか、そういうことが身に付い・・・たまでは至ってませんが、引っかかりにはなったというか。少なくとも、入社して現場に入った時に戸惑わないだろうと思えるようになりました。

Q デジタルマーケティングD(広告事業)への異動のきっかけは?


宮口:  インターン中、定期的に匠さんと面談があるので、都度どういうことしたい?と聞いてもらえるんです。面談の中で決まりました。

喜屋武:  それでいうと(異動の)起点は僕の方にあったんです。デジタルマーケティング・ディビジョン(※ 広告事業 以降、デジマ)には、今エンジニアの組織がないのですが、僕は、ビジネスサイドとエンジニアサイドが近くにいることでブレイクスルーが起きると常々思っていて。

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それで自分と同じスキルセットの人材を育てたくて、匠さんに相談させていただいていたところ、(他部署から)社員を今すぐ異動させるのは難しいけど、ちょうどインターンでビジネスサイドの話もできる子がいるから、面談して見たら?となって。

それで、宮口くんに ”業態的に、社外のツールやシステムを導入して、いかに経営にインパクトを与えるかというソリューション提案的な部分が大きいので、純粋な開発の機会は少ないけど、広告事業というシーエー・モバイルの柱の事業に触れられることは、エンジニアとしても良い経験になると思うよ” という話をしたんです。

検討してみて、もし興味があったら、人事通して伝えてね〜、みたいなライトな感じで。そしたら、まさかのその日のうちに本人から「異動したいです!」と(笑)。

まさか即決されるとは思ってないから、机もパソコンも用意がなくて、マジで?どうしよう?ってなって(笑)。物もないし、こっちの心の準備もできてないし(笑)。でもそのまま来てもらって、僕とKC(鈴木執行役員)さんの間(※)に椅子を持って来て、むりやり座ってもらいました。

※ デスクが横に複数名分、一続きになっているため、不可能ではないのです。不都合はありますが。

宮口:  (異動後)2週間はそんな状態で。でも、真横でよかったです。本当の隣の席より距離がぐっと近いので、喜屋武さんの一挙一投足が間近で見られたので、すごく勉強になりました!

喜屋武:  こちらは見られすぎてサボれないというw

宮口:  ドタバタさせてしまって申し訳ないと思ったんですが、喜屋武さんが色々手を回してくださったので、実際、スムーズで、2週間後にはちゃんとデスクとマシンを揃えていただけました。

Q 2週間後から仕事が本格スタートしたのですね?



喜屋武:  いえ実は、そのバタバタの2週間が一番重要だったりしましたね。宮口くん広告(事業)経験がゼロなので、最初の質問で「インプレッションってなんですか?インプットとは違うんですか?」って言われて(笑)。あーーー、なるほど、そういうことね、そうなるよね、って気づいて。

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実務に入るよりも先に、まずは広告の常識だとか知識を身につけてもらわないと、と痛感して、広告ビジネスの本をプレゼントしました。

本人も自主的に会社帰りに本屋で何冊か買って読んだりしてたし、最初の2週間、がっつり学んで知見を身につけてもらったんです。実はこれがもっともコアな部分になったんじゃないかって思います。

Q 2週間でどんな本を読みましたか?


宮口: ネット広告徹底活用ガイド」とか、4冊くらい読みました。

最初の3日めくらいで、営業さんに商談に同席させてもらったんですが、もう何話してるか全然分からなくて、なんで俺ここにいるんだろ、って凹みました。

商談の最後に「何か質問ある?」って聞かれた時、まさかの用語について質問してしまって、「そこ!?」みたいな感じになって(笑)。これはやばいなと。あまりにショックだったので、キャッチアップの必要性を痛感しました。

喜屋武:  それで、2週間でかなり変わりましたよ。わからなければどんどん質問してくれるし、僕もちゃんと答えるし。正しい知識をつけてもらいました。

ここで間違った覚え方されちゃうと、営業の人たちとうまくコミュニケーション取れなくなっちゃう。それで信頼度が全然変わってくるから、そこは徹底してやってもらいました。

自分がゼロだった時のことを思い出しながらだったので、教える時に目線を合わせられたかなと思います。

宮口:  その2週間の準備期間に、勉強に集中できたことは良かったですね。



Q ベストバディ賞について



宮口:  デジマ異動後、2ヶ月め、インターン9ヶ月めに受賞しました!

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▲ CAM史上初!インターンでベストバディ賞を受賞

喜屋武:  宮口くんが初めて朝会に参加した時、「ベストバディ賞(※ 月次表彰の賞の1つ)」について、質問してきたんです。それ何ですか?って。今の新卒1年目とトレーナーのペアで頑張って、結果出した人たちがもらえるんだよって説明したら、「僕、欲しいです!」って言い出して(笑)。

でもインターンは対象外だったので、「ごめんね、入社したらもらいな」ってなだめたんです。でも、宮口くんの強い熱意を感じてたので、こっそりKCさんに「インターン生も対象にならないですかね??」って相談してみたり。その思いが届いたのか、なんとインターンも受賞対象になったんですよ!

そして新ルールになって初めての全体朝会(2017年11月)で、僕らが受賞したんです!インターンでは初めての受賞です!

なのに、宮口くん、その日に限っていなくて (笑)。

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宮口:  いやいやその日、出勤日じゃなかったんですよ〜(苦笑)。

喜屋武:  (2人でセットの)ベストバディ賞なのに、まさかの1人、しかもバディの方っていう (笑)。とりあえず、一旦宮口くんの名前出しておこうって思って、ステージに上がって「内定者インターンの宮口です!」って言ってみたんですけど、誰も何も反応なくて、、、やべえ!って感じで (笑)。

もうちょっと暖かい笑いが起きるかと思ったんですが (笑)、その後すぐに切り替えて真面目な話をしましたけど。

ちなみに何で受賞できたかというと、2点あります。まず1点めはメインミッションの達成について。システムの実装・運用をしていたのですが、広告事業が初めてな上に、触れたことのないシステムを短期間で0から覚えるのはパワーが要ります。

しかも影響範囲が大きいので、プレッシャーもあります。そんな状況で成功も失敗も、1つ1つしっかり受け止め吸収していき、結果的に目標に対して140%という大幅達成をしてくれました。

2点目が自身の課題であった"コミュニケーション"についてです。当初、営業担当とのコミュニケーションに課題を持っていたのですが、営業とのMTGに同席させ続けて、何でもいいから必ず彼が話す時間を設けました。

最初こそは話せなかったのですが、MTG後に振り返りをして何が良かった悪かったのか、次はどうするべきなのかを考えてもらいました。それがある日、一気に吹っ切れたようで、気付いたら営業担当と直接やりとりできるようになってました(笑)。

課題を克服するには向き合うことが大切だと思うので、彼が大きく成長した瞬間だったと思います。だからなんとしてでも、その努力を評価してあげたいと思ったんですよね。

Q インターンを終えて、入社を決意した理由は?

2つありまして。1つは、事業開発に関わりたかったので、これから新しい事業をたくさん作っていくフェーズだと知ったことですね。

そしてもう1つは、人や雰囲気ですね。喜屋武さんはじめ、優しい人が多くて、かなりちゃんと教えてくれるので、ここでなら成長できそうだなと実感しました。



Q インターンを検討している人へのメッセージをお願いします



喜屋武:  色々なインターンの方がいると思うのですが、僕が宮口くんを迎えるにあたって、これだけはどうしても伝えたいと思ってたことを、メッセージに代えて紹介したいと思います。2つありまして。1つ目は、”作業者になるな” ということ。

インターンというと、どうしても受け身な作業になりがちで。それでも成長はするんですけど、インターンの時しかできない経験をもっとして欲しくて。

だから、最初に彼に言ったセリフは「僕は君をインターンだとは思っていない。ビジネスパートナーだと思っているよ」ってやつなんです。そういう意識で取り組んで欲しいと思って。

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インターンだからといって制限するんじゃなくて、もう大人なんだし、すごく貴重な大学時代の時間をわざわざ割いて会社に来てくれているんだから、それ以上の経験をしてもらわないと嫌だなと僕は思っていて。

そのためにも意識づけってすごく大事で。意識を変えられたら、自ずと成功体験は増えてくるはずなんで。最高の体験をしてもらうためには欠かせないと思っています。

もう1つは、「着眼大局着手小局」という言葉です。これは将棋や囲碁の世界でもたまに使われたりする言葉でーーーあ、僕はどちらも全然やらないですけど (笑)ーーーすごくシンプルなんですが、何かを捉える時は、まず全体を捉えなさいと。

で、捉えた内でブレイクダウンして、小さいところから打ち手を打っていきなさい、という意味なんです。

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▲ 宮口さんのパソコンには、その言葉が常に見えるドキュメントが

若い時は、ついつい目先のことだけで終わってしまうことも多いのですが、全体最適が考えられないと、あとあとうまくいかない。まずは全体を捉えた上で打ち手を考えれば、間違えることはない、ということを教えたくて、事あるごとに伝えていました。

あとは腐らずにのびのび、良いところ伸ばしていければ、きっといい道が開けると思います。努力次第です。やりたいことやって、本人が納得できることが一番の成長の近道だと思うので。

宮口:  キャリアについて考えることはすごく大事だけど、考えすぎて動けなくなるのはとても勿体無いことだと思うので、一通り考えてしまって、これ以上考えても答えが出ないってなったら、もう行動しちゃった方がいいと思います。

その点でシーエー・モバイルは、やりたいことに対して応援してくれる会社だと思うので、何かにチャレンジしたい人にはすごく合っているんじゃないかなと思います。


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▲ 今後、何個獲得したとしても、この1体だけは特別な輝きを放ち続けるでしょう!


師弟の絆の深さを感じる暖かいインタビューでした!喜屋武さん、宮口さん、素敵なストーリーを、どうもありがとうございました!